ブックマークシステムが新しくなりました!

以前ユーザーのみなさんにアンケートをお願いした際、ブックマークをフォルダ形式で管理できるようにしてほしいという声が非常に多かったため、リクエストにお応えしてブックマークシステムを刷新いたしました。

●ブックマークをフォルダで整理

普段から慣れ親しんでいるフォルダ(箱)を使って、ブックマークを整理することができます。また、フォルダの中にフォルダを作って、子フォルダ、孫フォルダを作ることもできます。

●フォルダの並び替えや複数アイテムの移動

フォルダの並び替え、ブックマークの並び替えも自在にできるようになりました。また複数のブックマークや複数のフォルダをまとめて別のフォルダに移動したりすることもできます。

これで、ブックマーク関連の操作については、ほぼ完璧と言える状態になったのではないかと自負しております。とはいえ、不具合や改善提案などございましたら、お気軽にご連絡くださいませ!

●Smoozまとめのサービス終了

新しいシステムの稼働開始に合わせて、『Smoozまとめ』のサービス提供を終了いたします。これまでご利用頂いてきた皆様、ありがとうございました。

【開発後記】

今回からリリースノートのデザインを変えてみましたが、いかがでしょうか?Smoozのリリースノートはこの開発後記も合わせるととてつもなく長いですが、Twitterやアプリのレビューでいつも読んでます!とか声をかえてくださる方がいるので、こうして楽しく続けています。

私はもともと大企業でデジタル商品やサービスをつくる仕事をしていたのですが、作り手とお客さんの距離が遠くて、直接お客さんとコミュニケーションする機会などはほとんど無かったことをとても寂しく感じていました。

なので、今Smoozをつくりながら、こうして直接ユーザーさんにメッセージを発信したり、Twitterやカスタマーサポートで直接フィードバックをいただけること自体が、とてもうれしくてたまりません。もちろん、私達が全く想定もしなかった使い方をしているユーザーさんの行動を知ることができたりしますので、サービス改善にも役立っています。

というわけで今後もブログ風開発後記を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします😃

ブックマークシステムが新しくなりました!

SmoozがProduct Huntで400以上のupvoteを獲得

Product Hunt というサイトをご存知でしょうか?

新しいプロダクト・サービスが毎日つぎつぎと投稿され、新しい物好きの”product hunter”が素晴らしいプロダクト・サービスに出会うことができるサイトです。昨今では、アメリカの新サービスが流行する時の登竜門になってきています。

Smoozもリリース日に掲載を開始しました。(こちら

日本のスタートアップ界隈の方々からの沢山の応援もいただき、400以上のupvoteを達成することができました。(下記は元TechCrunch Japan編集長の西村さんのツイート)

応援してくださった方々、まことにありがとうございました!

 

 

SmoozがProduct Huntで400以上のupvoteを獲得

次世代スマホブラウザ『Smooz』iOS ・Android版をグローバルリリース

–モバイルウェブ閲覧体験に革新を–

アスツール株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:加藤雄一)は、次世代スマホブラウザ『Smooz(スムーズ)』のiOS及びAndroid版の全世界配信を本日より開始いたしましたことを、お知らせいたします。

■Smooz開発の経緯とグローバルリリース

Smoozは、『スワイプでタブを切り替え』『画面で軌跡を描いて機能を呼び出す』などジェスチャーを活用した操作によって、片手でスムーズに情報検索ができる、次世代モバイルブラウザです。2016年にはApp Storeのベストアプリ賞を受賞しています。

2016年9月にiOS版を日本市場向けにリリースし、公開後1週間で2万ダウンロードを記録。その後ユーザーフィードバックを元に現在まで約1年半の間に計約40回のアップデートを実施し、広告無しで20万ダウンロードを達成しています。また、App Storeでの平均評価も☆4.7と、モバイルブラウザで最も高く評価されるアプリへと成長(※)、ユーザー体験に厳しい目をもつ日本のユーザーの間でも高く評価されたことから、このたびグローバル展開を開始する決定をいたしました。

※ 2018年1月末時点。App Storeで「ブラウザ」と検索して表示されるアプリのうち、ユーザー評価が100件以上の11アプリを対象に調査。

■グローバルでのスマホでのブラウザ利用状況

全世界のスマホユーザーの64%がウェブ閲覧を行っており、ウェブ閲覧は音声通話、メッセージなどの機能を上回る、スマホで最もよく使われる機能です。(※) それにも関わらず、モバイルブラウザは初代iPhoneの登場以来10年以上も大きく進化していません。

※ 2017年10月12日時点。Counterpoint調べ。https://www.counterpointresearch.com/almost-half-of-smartphone-users-spend-more-than-5-hours-a-day-on-their-mobile-device/

「スマホのウェブブラウザは、検索ボックスに知りたい情報を入れて、トップの検索結果を見るだけ、という情報の自動販売機のようになっています。これに対して、Smoozはあらゆるテクノロジーを活用し、ブラウジング時の全ての操作をスムーズで切れ目ないものにすることによって、情報探しという行為をより楽しい体験に進化させることができると考えています。」(アスツール株式会社 代表取締役 加藤雄一)

Smoozは、マス向けに最適化された他のブラウザとは方向性を明確に差別化し、「毎日使うツールだから、よりよいツールを使いたい」というこだわりを持ったパワーユーザーに向けて今後もサービスを開発してまいります。このセグメントは全世界22億人のスマホユーザーのうち、約10%程度存在すると見込んでおり、今回のグローバルリリースを契機にサービスの成長をさらに加速させてまいります。

■これまでの実績

■アプリ概要

アプリ名:Smooz (スムーズ)

Smoozは、 片手でサクサク調べ物ができる、 スマホ専用ブラウザアプリです。 その革新的なユーザー体験によって、 2016年9月26日のリリース翌週にはApp Storeでトップフィーチャーされ、 年末にはリリースからわずか3ヶ月でAppleが選ぶApp Storeの2016年ベストアプリに選出されるなどしています。

価格:無料

対応OS:iOS、Android

対応言語:日本語、英語、中国語

AppStoreページ: https://itunes.apple.com/app/smooz/id1151364449?ls=1&mt=8

Google Playページ :https://play.google.com/store/apps/details?id=com.astool.android.smooz_app.free

公式ページ: https://smoozapp.com/

公式Twitter 日本アカウント:  https://twitter.com/smoozjapan

公式Twitter グローバルアカウント: https://twitter.com/smoozapp

公式Facebook:  https://facebook.com/smoozapp/

■本件に関するお問い合わせ

アスツール株式会社 加藤雄一

Eメール: info@smoozapp.com

■アスツール株式会社について

アスツール株式会社は「人間の能力を拡張する未来の道具を創る」をミッションに2016年3月30日に設立されました。ファンコミュニケーションズ・Skyland Ventures・個人投資家より累計1億円を資金調達しています。

代表者の加藤は、 ソニー、 楽天で一貫してスマホ関連プロダクトの企画・立ち上げに携わり、 個人開発者としてリリースしたアプリ”TennisCore”はApple Watch Best of 2015を受賞。 日本で最もプロダクト・ドリブンで、 エンジニアが楽しめる会社を目指しています。

次世代スマホブラウザ『Smooz』iOS ・Android版をグローバルリリース

Smooz iOS版 ver 1.17 – まとめ作成時の下書き保存に対応

本日よりSmooz iOS ver1.17の配信を開始しました!

【アップデート内容】

●まとめ作成時に下書きとして、残すことができるようになりました!

編集中に下書き保存

下書きをタップして編集再開

●自分のまとめのWebページを見ている時に、編集ボタンが表示されるようになりました!

●ページの下半分が白くなることがある不具合を修正しました。
●Twitterなどに遷移するページを開いた後に、Smoozに戻ってきた時、再度遷移する不具合を修正しました。
●シェアエクステンションに、はてなブックマークが表示されないことがある不具合を修正しました。

【開発後記】

前回iPhone Xの予約に失敗したお話を書きましたが、開発者仲間の梅本さんが譲ってくれることになり、発売開始1週間後には入手することができました!iPhone X、これは素晴らしいですね。iPhone 7に比べてサイズが大きくなって届きづらいところができたりといった問題はありますが、それを補って余りある素晴らしい端末でした。とにかく全てがサクサクぬるぬるで、外観もほれぼれするほど美しいです。

今回のリリースノートから右下に「応援」ボタンを設置しました。ユーザーさんが増えるとサービスを継続して改善していくことができるので、ぜひ応援よろしくお願いします!

ちなみに梅本さんは、VoicePaper (記事の音声読み上げアプリ)、Zeny (シンプル家計簿)、ListTimer (爆速タイマー)といったアプリを作っていて、便利ツールが好きなSmoozユーザーの皆さんにはオススメです。

Smooz iOS版 ver 1.17 – まとめ作成時の下書き保存に対応

Smoozまとめローンチ記念キャンペーン開始!まとめを投稿してAmazonギフト5000円をゲットしよう。

Smoozまとめのローンチを記念して、投稿キャンペーンを本日より開催します!

(Smoozまとめの詳細についてはこちらをご参照ください。)

11月21日〜12月3日までに投稿されたまとめの中で、最も多い閲覧数を獲得したまとめを作成された方にAmazonギフトカード5000円分をお送りします!

さらに、2位の方には3,000円分、3位の方には1,000円分をお送りします。

2位   Amazonギフトカード 3,000円分

3位  Amazonギフトカード 1,000円分

なお、ユーザー様自身のSNSアカウントでの記事拡散などはご自由にしていただいて結構です。

キャンペーン対象まとめ:12月3日までに投稿されたまとめ

閲覧数の計算方法:12月10日までの累計閲覧数

注意事項

  • 運営上、予期せぬ理由によって内容や予定が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • 結果発表は12月11日以降にSmooz公式ツイッターで行います。
  • Smooz上でSmoozアカウントを作成しているユーザー様のみを対象とし、匿名ユーザーによる投稿は対象外とします。

問い合わせ

何かご不明点などありましたら、こちらのフォームから、もしくはSmoozアプリ内のチャット問い合わせ(設定>質問・要望を送る)からご連絡ください。

Smoozまとめローンチ記念キャンペーン開始!まとめを投稿してAmazonギフト5000円をゲットしよう。

20年以上進化が無かったブラウザのブックマークを進化させる

日頃から貯めているブックマークをもとに、ワンタッチで「まとめ記事」を作ることができる、『Smoozまとめ(β)』を本日リリースしました!

ブラウザのブックマーク機能(お気に入り機能)は、今も昔も、気に入ったページをフォルダに入れて貯めておくもの。これってNCSA Mosaic、あるいはNetscape Navigatorの時代から20年以上も何一つ進化していないのですよね。

スマホに特化して次世代ブラウザを作りたいと標榜しているSmoozとしては、今回の「Smoozまとめ」によって、20年ごしにブックマーク体験を革新していくのだ!という意気込みで開発を進めてきました。

ワンタッチでまとめページができる

使い方はかんたんです♪

①ブックマークをタグ付きで作る

 

 

 

 

 

 

②同じタグで5つ以上ブックマークが貯まると、「まとめを作りませんか?」と聞いてくれるので、「作成する」を選ぶ

③タイトルや説明文などを編集し、右上の「公開」を押す

④完成!

たったこれだけです。ちなみに今回作られたページは、コレ

ここ一週間ぐらいチームメンバーでドッグフーディングをしてきましたが、チームメンバーそれぞれの幅広い興味に沿って、さまざまなまとめが作られて、おもしろいことになっています。これまでに作られたまとめ一覧はトップページから見れます。

おもしろいなぁと思ったのは、普段あまりブックマークを作らないメンバーも、これはまとめで使えそうだからブックマークしておこう、みたいな行動が起きたこと。最近は「これはインスタ映えしそうだから撮っておこう。」みたいな行動がよく起きてますが、アウトプットがちゃんと定義されると行動が起きやすい、という側面もあるのかもしれません。

きっかけはひとつのブログ記事がバズったこと

この機能の着想は、私(代表の加藤)が書いた、このブログ記事がきっかけです。

当時は会社を設立した直後だったのですが、当然1つ1つの手続きが初めてなわけで、そのたびに沢山検索をして、情報を整理していきました。そして、ある時点から、「この情報ってほかの起業家にも絶対役に立つよね。」と思い、参考にしたURLと自分のコメントをセットにして、Evernoteのメモを残していくようにしました。

そして会社設立が一段落した時点で、これをまとめてブログとして公開したわけです。ちょっとマニアックな内容だったので、読む人いるかな?と思いつつ公開ボタンを押したのですが、瞬く間にソーシャルのシェアがつき、はてなブックマークは300近くつき、閲覧数もぐんぐん伸びていきました。

Evernoteでメモを付けたりするのは正直面倒でしたが、こうやって自分が公開したTIPSが多くの人に読まれて、役に立ったことはとても嬉しかったです。そして、もしこの「面倒」を解決し、調べたことを超簡単に発信に繋げられるようなツールがあれば、みんなの知識が爆発的にインターネットに溢れ出すのでは、と思ったわけです。

ブログ、Naverまとめを始めとしたまとめサービス、など無料で情報発信をする手段は豊富に用意されていますが、まだまだ情報発信の敷居の高さ・面倒さは解決しきれていません。私自身も、あ、これはブログで発信してみんなに教えてあげたいな、と10回思ったうち本当に筆を取るのは1回に満たないと思います。

そんな訳で、今回リリースした「Smoozまとめ」では、すでに紹介したように、「ヤル気」を振り絞らなくても簡単に発信ができるように工夫をしています。

ブラウザという情報収集・情報消化の中心にいるアプリケーションに、「発信」という行為がなめらかに繋がることによって、真のCGMを生むことができるのでは、と期待しています。

みなさんの好きな分野のまとめ、ぜひ作ってみてください。

僕達の思いもしないような、マニアックで面白いコンテンツが作成されるのを、チーム一同楽しみにしております!

 

 

 

 

 

20年以上進化が無かったブラウザのブックマークを進化させる

Smoozを作った理由 (2)

前編では、芋づるのように検索ができるブラウザを作りたい、「調べる」をエンターテイメントにしたい、という話しをしました。

芋づる検索ってなんだ?具体的にどんな体験?というと、こんな感じ。

  1. 真田丸をテレビで観ながら、なにげなく「真田丸」を検索したくなる。
  2. NHKの公式ページ、Wikipedia、まとめ記事、などいろいろ漁る。
  3. 他の人はソーシャルでどういうコメントをしてるのかなと気になる。
  4. コメントとか呼んでいるうちに派生した興味がわいてくる。真田昌幸を演じた「草刈正雄」についてもっと知りたいなとか

つまり、検索 → コンテンツ取得 → 評判チェック → 派生コンテンツへ という道筋なんですが、これって、ウェブコンテンツの見せ方の王道だと思っていて、たとえばYoutubeで言うと、

キーワード検索する

お目当ての動画を見る

他の閲覧者のコメントをボーっと見る

次の動画が自動再生開始、もしくは関連動画を見る

という無限ループとなり、気づいたら2時間経ってたりするわけです。

Youtubeという閉じたサービスの中だけでなく、ウェブのコンテンツ全体でこういう世界を作ることができたら、めちゃくちゃ面白いだろうなぁ。そのためにはブラウザは何をしたらいいんだろう?ということを考えました。

1. タブ操作を極めて、検索を効率化

Googleは素晴らしい検索エンジンですが、質問をすると必ず最高の答えを1つ返してくれるわけではありません。とはいえ、検索結果からリンクを開き、検索結果に戻ってまた違うリンクを開くのは面倒ですよね。

パソコンのブラウザでは、タブUIの誕生によって、この問題が一気に解決されました。気になるページはとりあえずタブで開いておくことができるようになったので、ブラウジング効率が飛躍的に向上しました。

たしか初めて触ったタブブラウザはDonutというブラウザだったと思いますが、あの時の感動は忘れられられないです。最初は一部のマニア向けの機能だったのが、その後一気に広まって、今やおそらく全てのブラウザに搭載されメイン機能になっています。

一方スマホのブラウザでは、いちおうタブ機能自体はついているものの、とにかく操作が難しすぎる!

タブを開くには、リンクを長押し→ メニューが開く→ リンクを新しいタブで開く、と煩雑です。またタブを切り替える時も、タブの一覧を開く → 一覧の中でスクロールしてお目当てのタブを見つける → タブをタップする、とこれまた大変面倒です。

Safariで3つタブを開くと、こんな感じで目が回りそうな操作になります。

これに対して、Smoozでは、リンクを長押ししたら余計なメニューなど出さずに即バックグランドで即タブが開き、横スワイプをするだけでタブが切り替えられるようにしました。さらに、検索結果のページでは、新規タブを開くための専用ボタンを設置し、長押しではなく通常のタップでどんどんタブを開けるようにしました。

 

2. 文字入力コストを圧倒的に下げる

ちょっとでもユーザーが何かに興味を持ったなら、確実にそれを検索行動に結びつけたい。でも、パソコン上での文字入力に比べて、スマホにおける文字入力は数倍面倒なので、検索入力のコストを極限まで下げる必要があると考えました。

今までのブラウザは、検索文字を打ち始めると賢い推測をしてくれるんですが、文字を打つまでは何もしてくれないんですよね。僕は常々ブラウザに対して「お前、僕が次に何を知りたいか、もっと一生懸命考えてくれよ。」と思ってました。

というわけで、Smoozでは、今ユーザーが読んでいるウェブページから自然文解析によって要単語を抽出して、オススメの単語をタップするだけで検索ができるようにしました。

文字入力に関して言うと、検索のたびに、画面の上の方にあるブラウザの検索ボックス(URLバー)をタップしないといけないのも地味にストレスに感じていて、Smoozでは、起動時には自動的にキーボードを開く、新しいタブを開いたときには自動的にキーボードを開くなどの工夫もしています。

3. ソーシャルとの融合

面白い記事を読んだ後、他の人達はどんな反応をしてるんだろうと気になりませんか?

僕は、これまで、URLをコピー > Twitterアプリやはてなブックマークアプリを起動 > URLを貼り付けてコメントを見る、みないな涙ぐましい努力をしてコメントライフを楽しんでました。

Smoozではウェブサイトを開くだけで、コメント数がツールバーに表示され、ワンタッチでTwitterやはてなブックマークのコメントを楽しむことができます。

これがとっても便利なので、メッセンジャーのアプリ内ブラウザで面白い記事を読んだ後とかでも、そのURLをSmoozで開いてコメントを読む、という風にコメントビューアーとしても使っています。

—-

指定したURLのコンテンツを単純に表示するだけだった従来のブラウザ。

これに対して、Smoozはウェブコンテンツを楽しむための最善の道筋を敷いて、賢くコンテンツを見せてくれる。らくちんに次のコンテンツが見つかるから、興味が赴くままに、どんどん情報を探したくなる。そういうところを目指しています。

次回(最終回)はビジネス視点でこの市場をどう捉えているのかについて書いて締めたいと思います。

続く。

Smoozを作った理由 (2)

Smoozを作った理由(1)

明けましておめでとうございます。

Smoozを9月26日にローンチしてから約3ヶ月が経ちました。TechCrunch西村さんの記事とAppStoreのトップフィーチャーで素晴らしいスタートダッシュが切れ、年末にはApp Store Best of 2016も頂くことができました。

ローンチ以来、沢山のユーザーさんからフィードバックを頂き、それに応えるべく、ここまでひた走ってきましたが、年始の静かな時間を活用して、「なぜSmoozを作ったのか」を改めて書き残しておきたいと思います。

ありがたくも、インタビュー記事を何度か掲載して頂きましたが、字数制限とかもあって、なかなか伝えきれない思いがあるんですよね。ここでは、制限を設けず、のんびりと書いていこうと思います。たぶん、三回シリーズぐらいになる見込みです。

情報を調べることは一番楽しいエンターテイメント

小学校の時に仲の良かった友達が三国志が好きだったのに影響されて、すさまじく三国志にハマった時期がありました。その年の誕生日プレゼントは、横山光輝の三国志60巻を買ってもらい、それが読み終わると原作の吉川英治の三国志を読み漁る日々。そして、実は自分が読んだ三国志は脚色されているのが分かり、三国時代の本を図書館で片っ端から読み、最後には中国の歴史自体に興味が広がり、陳舜臣の中国の歴史(7巻)を何度も読みました。

最初は三国志演技が描くドラマ性に惹かれたけど、中国の歴史を大きな視点で学んでみると、

・戦争を終わらせるために、民を思う指導者が武力によって国を統一させる
・集中した権力を持った王朝が代を経るごとに堕落していく
・臣民に不平不満がたまり、王朝がひっくり返って新しい王朝が生まれる(革命)

という全く同じプロセスが何度も繰り返されていることが分かってきます。人間って何て馬鹿なんだ・・・と。笑

そして、中学生ぐらいになって、政治・経済がある程度分かってくると、「あぁなるほど、君主制で何度も人類は同じ過ちを繰り返してきて、現代の共和制あるいは民主主義に繋がっているんだな」と考えたりするわけです。

別に三国志や中国の歴史ではなくても、何かを突き詰めて気が済むまで調べていくプロセスって異常に楽しいですよね。

もちろん、映画やアニメを見るのも楽しいけれど、そういった消費型のエンターテイメントと比較して、自分の知りたいことを調べていく行為は、もっと自分の人生全体に影響を与えるような、「深い楽しみ」を与えてくれる体験だなぁと感じました。

 

スマホ時代に衰退した、「調べる」エンターテイメント

そして、高校生の時に、インターネットの登場です。図書館に行くこと無く、自宅のパソコンでどんな情報でも際限なく調べることができるようになりました。ちょっと調べものをするつもりが、芋づる式にどんどん興味が広がって、いつの間にか数時間もパソコンの前に座っていた、という経験を多くの人がしたのではないでしょうか。当時は「ネットサーフィン」なんて呼ばれてましたけど、多分今は死語ですかね。笑

2007年、Steve Jobsによる衝撃的なiPhoneの発表と共に、モバイルSafariが登場。家の外でも、本格的なウェブ・ブラウジングをいつでもどこでもすることができるようになりました。

しかし、そこからブラウザーの進化は止まってしまいました。下の動画を見てみて下さい。あれから10年経った、現在のSafariのユーザー体験と比べても、ほとんど違いがありません。まぁ、それだけモバイルSafariが完成度の高いプロダクトだったと言うこともできるのですが。

Safariでは、ちょっと出先で知りたくなったことをサクッと調べるには何の不便も感じません。でも、そこから派生して広がる興味に沿って、どんどん調べ物を進めようと思うと、「うーーーーなんか面倒だから、あとでいいか」となってしまうんですよね。

スマホの本質は「短時間のスキマ時間」での利用にあるわけだから、それでいいのだ。それ以上の使い方をするならば、パソコンを使えばいいのだ。という考え方も勿論あるとは思います。

しかし、自分自身の生活を振り返った時に、すぐ手の届く範囲にMacBookがあったとしても、やっぱりスマホを触ってしまうんですよね。それは起動時間の問題かもしれないし、デスクに縛られずソファやベッドなど自由な場所で自由な体勢でデバイスを使いたいということかもしれない。とにかく、ここは無意識です。

Facebookの、スマホ利用者のうち、スマホ「しか」使わないユーザーが60%を超えた、という発表などを見ても、スマホとパソコンを使い分けるという使い方が消滅し、「全てをスマホでする」というスタイルの浸透が全世界でどんどん進んでいます。

自分の好きなことを興味が赴くままに調べるという行為は、最高のエンターテイメント。でも、現行のスマホブラウザは、自動販売機のようなインスタントな検索に特化されており、「芋づる検索」には最適されていない。この問題を解決したいと強く感じるようになりました。

続く。

 

 

Smoozを作った理由(1)

iPad App StoreのトップバナーでSmoozがフィーチャーされました!

一昨日iPad対応を開始したことをお知らせしましたが、本日よりiPad App Storeのトップバナー・および「おすすめ新着 App」にSmoozが掲載開始されました!

これで、Smoozは、リリース後わずか3ヶ月で

  • iPhone App Storeトップフィーチャー
  • iPhone Best of 2016
  • iPad App Store トップフィーチャー

とApp Store 国内三冠 を達成です。

Smooz開発チームにとって、素晴らしいサプライズ・クリスマスプレゼントとなりました。

今後も、ユーザーと寄り添った開発によって、ウェブが一層たのしくなるブラウジング体験を作るため、頑張っていきたいと思います!

なお、Smoozは、12月24日 11:31時点で、iPad App Storeユーティリティカテゴリで5位にランクインしております。

 

iPad App StoreのトップバナーでSmoozがフィーチャーされました!

App Bank、The Bridge、アスキー、ケータイWatch、などにSmoozのiPad対応の記事が掲載されました

昨日のSmoozのiPad対応版の配信開始について、下記のメディア様に記事を掲載して頂きました。詳しくは誌面を御覧ください。

AppBank 『ベストアプリに選ばれた『Smooz』の新機能が超便利!

AppBank記者のnaruminさんは、事前にベータ版を入手し、ご自分でスクリーンショットまで取って、熱のこもった紹介記事を書いてくださいました。naruminさん自身がSmoozをご愛用頂いているということで、プロダクトへの愛を感じる記事になっております。

The Bridge 『芋づる式ウェブブラウザ〟の「Smooz(スムーズ)」がメジャーアップデート、iPadや3Dタッチ起動に対応』

The Bridgeの池田さんには、筆者加藤が個人で開発した”TennisCore”を、The Bridgeの誌面で紹介して頂いた時からお世話になっています。彼は、スタートアップイベントには必ずと言っていいほど顔を出しており、Smoozのローンチ翌日のTech Lab Paakのピッチイベントについても記事にしていただいています。いつもありがとうございます。

また、下記のメディア様にも記事を掲載いただきました。

各紙、学生時代から購読してきたので、自分のプロダクトが掲載されて、非常に嬉しかったです。

ケータイWatch iOS向けブラウザ「Smooz」がiPad対応に、タブ管理機能や3Dタッチ起動も

アスキー App Storeベスト受賞アプリ「Smooz」がiPad対応!

 

App Bank、The Bridge、アスキー、ケータイWatch、などにSmoozのiPad対応の記事が掲載されました